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花粉症
花粉症について
日本人の4人に1人が花粉症と言われるほど、お悩みの方が多い症状のひとつです。
花粉症とは人体にとって異物である「花粉」によって引き起こされるアレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚炎のことであり、患者数が多いのがスギ花粉です。
その他にヒノキ、カモガヤ、スズメノテッポウ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどがあります。
治療はシーズンの1~2週間ほど前から始めると症状を軽減させることができます。
花粉症の症状
- 鼻水、くしゃみがでる
- 鼻がつまる
- 目がかゆい、涙がでる
- 皮膚や耳がかゆい
- 頭が痛い
- 咳、のどが痛い
- 微熱がある
- だるい
花粉症の予防策
花粉症の予防は、とにかく花粉と触れないようにすることです。
一年中、時期によってさまざまな花粉が飛散しているので、普段から少しでも花粉と触れない環境を保つことが大切になります。
■外出時の注意点
- 外出時には、マスク、帽子、めがねやゴーグルなどを着用する
- 花粉が付着しにくい衣類の着用を心がける(皮製のジャケットなど目の粗くない生地の衣類)
- テレビや新聞などで花粉情報をしっかりとチェックする
■室内での注意点
- ドアの前で衣類についた花粉を払い落としてから室内に入る
- 帰宅後すぐに手、目、顔を洗いうがいをして花粉を洗い流す
- 布団や洗濯物を外に干すのを控える
花粉症の治療法
薬物療法
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などの点鼻薬、内服薬を使用します。 ステロイド点鼻薬を噴射する治療もあります。
手術療法
鼻の粘膜を焼いてしまうレーザー治療があります。
ただし、粘膜は数カ月から2年で新しくなってしまうので、長期的な作用は期待できません。
減感作(げんかんさ)療法
発生する原因となる抗原のエキスを少しずつ、定期的に皮下注射することによって、抗原に体を慣れさせ、耐性をつくっていく療法です。治療が長期にわたります。